野菜の命
2013.12.19 Thursday
ケータリングは、もうやめてしまったのですが、
昔からお付き合いがある方からの依頼や、
撮影のお仕事が絡んでいる場合は
たまに、出動したりしています。
そして、先日は撮影のフードスタイリング&ランチのケータリング
という内容のお仕事をいただきました。
ボリュームのある内容でしたので、
体力的にめげそうにもなったのですが、
何だかんだ、フンフン♪と鼻歌うたいながら作業していたりして、、
買い出しの時に良い野菜が手に入り、
お店の方がオマケにみかんや野菜をくれたりすると、
ますます気持ちが上がり、やる気が出ます。
今回は野菜を沢山仕入れたのですが、
野菜の色ってほんとうにきれいだなぁと感心しました。
今は冬だから大根が充実しているのですが、
大根だけでも、白・緑・紅・紫。。。
紅芯大根は割らないと紅が見えませんが、
輪切りにすると、皮部分の緑と内側、実部分の紅の
色合いがなんともモダンです。
ラディッシュも大根の一種ですが、
輪切りにした時の紅白が綺麗です。
人参だって。橙・黄。。。
この魅力的な野菜たちを、美味しく調理するという責任。
野菜を作っている農家さんへ敬意を払う意味でも、
一生懸命に作らなくちゃ。と野菜をみながら思うのです。
食べることは命をいただくこと。
私は野菜の命を調理して、提供する。
美しい色彩の野菜たちを前にして、
ごきげんに作業を進めつつも、
食物を扱う仕事について改めて考えていました。