一昨日の土曜日、大船渡の大田仮設住宅へ行って来ました。
仮設住宅の支援員の方々と盆踊り&写真館の打合せをするためです。
東京の自宅を早朝3時に出発し、実家で母を乗せ、
途中、お墓参りをしながら12時半頃に
大船渡へ到着。
祖母と一緒に昼食をとったあと、写真館の会場として使わせていただく談話室前で、
支援員の方々とお会いしました。
上の写真の建物が写真館の会場となる談話室です。
こちらの建物は談話室の隣奥にある、支援員さんの控え室です。
この談話室前の広場と奥の控え室前の広場を使って盆踊りが開催されます。
今回の盆踊りを企画されている、支援員の方々です。
とっても頼もしいナイスガイな御三方です。
打合せでは、私達がお手伝いさせていただく内容の確認や、
こちらで制作させていただく、盆踊りと写真館のチラシの内容を
校正していただいたり、会場の設営、飾り付けのことなど、、
具体的に打合せが出来たと思います。
あとは当日まで、こまめに連絡をとり合って、
準備をしていきたいと思います。
打合せ後は、祖母を車に乗せて大船渡市内を通り、
盛駅周辺までドライブに。
上の写真は途中に立ち寄った、祖母の家の跡です。
石が積み重なっている場所は台所があったところだと思います。
家の前の道路は舗装され、隣の敷地は資材置き場になっていました。
大船渡の港は新しい市場が建設中だったりと、
復興を感じさせる変化を見ることができました。
上の写真は、陸前高田です。
行きの道程、一関から大船渡へ向かう途中で撮影したものです。
未だに瓦礫が残されていて、荒地が広がるままではありますが、
浸水した土のある場所に沢山のシロツメクサ、
アカツメクサが咲いていました。
震災直後にあった大量のヘドロ、生臭いような匂いは消え、
草原のような香りが漂っていました。
初夏の爽やかさがこの地に戻ってきた事を肌で感じることができました。
「ここが駅だったね。」とか「ここはあの店があったあたりだね。」
などと話しながら、車をゆっくり走らせていると、
私の卒業した大学名の入ったベストを着て、
ボランティア活動をする若者たちの姿をみかけました。
大学の紙袋(なつかしい。。)をぶら下げている子もいたり。
母校は都内の大学なので、この場所で。。。
とちょっとした偶然を感じながら、
「しっかり頑張ってね!」と心の中で後輩たちにエールを贈り、
私自身も励まされた気持ちになって、陸前高田を後にしました。
地震や津波の被害が大きすぎて、
一見、変化が見えにくい状況は続いていますが、
大地も人も、確実に復興に向けて前進していると思います。
そして、私達もその前進する動きに参加できれば。と考えます。
まずは、8月の盆踊り&写真館、現地の方々と一緒に成功させたいと思います。
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