梅干し作り
2011.08.27 Saturday
今年はお姑さんに梅干し作りを習っています。
小さい頃、夏休みに岩手の母の実家に遊びに行くと、
祖母が梅を天日干ししていました。
梅の良い香りが好きでした。
祖母の作る梅干しは塩分が高めのしょっぱい梅干し。
赤しそを入れてきれいな赤紫色に仕上げていました。
祖母の作った梅干しは必ずお弁当のおにぎりの具に入っていました。
とってもしょっぱい梅干し。懐かしいです。
祖母はもう作ることができないので、今度は私が梅干し作りをして、
祖母に持っていってあげようと思います。
梅は黄色くなったらきれいに洗って一つ一つ丁寧に水気を拭き取ります。
軸を竹ぐしでとり除きます。
焼酎や日本酒で消毒した後、塩をすりこみます。
梅が3kg 粗塩が360g
塩分12%の塩の量で漬けこみます。
減塩したほうが体にとっては優しいのですが、
12%は保存食としてはギリギリの塩分量だそうです。
これで重しをして塩漬けにし梅酢が上がってくるのを待ちます。
(塩漬けにした日6/15)
このあとできる梅酢は白梅酢と言い、和え物などにも使うそうですが、
ご飯を炊くときに少し入れると保存が効いて良いそうです。
7/16
梅酢があがり、途中で赤しそを入れ漬けておいたおいた梅干し。
梅酢はもう赤梅酢になり、だいぶ漬かった感じになりました。
赤シソは通常生のものをあく抜きなどして使いますが、
揉みシソという、あくを抜いて使いやすくしたものがあり、
生の赤しそが手に入らない場合や、処理が大変な時は、
揉みしそで十分だそうです。
梅と赤しそを分別します。
ザルの上になるべくくっつかないよう並べます。
天日干しをします。
半日ほど干し、裏返します。
この日は物凄く暑い日だったので午後14時から干し、
17時位まで強烈な日差しでしたので、
3時間ほど干すと、表面カサカサした感じになっていました。
赤しそも赤梅酢もお日様にあてます。
この天日干しを3日程繰り返します。
これを土用干しというそうです。
この後、本漬けが待っていますが、
私はスケジュールが合わず、
見届けることができませんでした・・・
今度遊びに行った時に、
様子を見させてもらおうと思います。
梅干しの完成が楽しみです。